先日の記事で、松本潤さんの出演ドラマで『花より男子』について書きました。
その前にもドラマ『きみはペット』というTBSのドラマに出演されていた松本潤さん。
こちらは、小雪さんとのダブル主演です。
当時小雪さんは若手人気女優で、松本潤さんがその相方に抜擢され大きな話題になりました。
- きみはペット:2003年4月16日から2003年6月18日(TBS系)
- 花より男子:2005年10月21日から12月16日(TBS系)
内容は、才色兼備でキャリアウーマンの巌谷澄麗(小雪)が道端に捨てられていたモモ(松本潤)をペットとして飼い始め、奇妙な同居生活を描いたというこれまでに見たことがない異色のラブコメディでした。
田辺誠一さんが巌谷澄麗の恋人役・蓮實滋人で出演されていて、当時私は『蓮實滋人の方がかっこいいし大人なのになぁ』って感じていましたが、今自分がちょっと日常にグッタリしてしまうと、モモのような癒し系が家にいると心がマイルドに和むなって思えるようにもなっています。
最近ドラマを再視聴してみたら、見る年齢によって受け方が全然違っていました。
と同時に、私がすっかり年齢を重ねたんだなと実感しています。(汗)
特に、外でバリバリ働いている女性は共感する部分が多いと思います。
仕事量、納期、数字や人間関係のストレスに押しつぶされそうになる中、日々の社会生活での疲れをぬぐい去ってくれます。
巌谷澄麗のオンオフの差もいいですね。
当時は巌谷澄麗のオンの姿に憧れていましたが、今は断然オフに共感です。
オンをしっかり生き抜くにはオフは必要なんです。
いくら傍から見ていて蓮實滋人がかっこよくても、外からは分からない心の内が重要だって思いました。
とはいっても、モモといつまでも半分夢のような生活をして現実逃避しているわけにもいかず、きちんと向き合う姿も描かれているところも見どころでした。
巌谷澄麗目線で見るもよし、松本潤ファンとして見るもよし、私には一石二鳥の作品です。
松本潤さんのあどけない表情がかわいらしいです。
そんな癒し系を演じた後の『花より男子』ですから、アイドル以外にも俳優としての才能あり過ぎでだと痛感させられたドラマでもありました。